新製品「79GHz 帯 MIMO 型GB‐SAR」の発表

小型可搬型で振動を画像化可能な地表設置型合成開口レーダ(GB-SAR)を開発

[2023 年10 月24 日] 本日、弊社は「79GHz 帯 MIMO 型GB-SAR」を発表します。
「79GHz帯MIMO型GB -SAR」は、ミリ波帯においてMIMO(Multiple-Input Multiple-Output 、送信×24 、受信×32) 技術とステレオカメラを併用することにより、従来型に比べて小型で低廉、かつアンテナの高速切り替え走査により地表や構造物の微小変位や微小振動を遠隔点から常時計測・画像化することができる世界唯一のGB-SARです。土木工事や発災現場での活用が期待できます。本製品は、令和2年度戦略的基盤技術高度化支援事業 「社会インフラの防災・減災に資する低廉で小型なリアルタイム変位画像化レーダー(汎用MIMO型GB-SAR)の開発、事業管理機関;公益財団法人さいたま市産業創造財団」によって開発しました。
製造はアンテナ技研株式会社、販売は株式会社ALISys が担当します。
詳細情報についてはALISys(sales@alisys.co.jp)までお問い合わせください。     (GB-SAR :Ground-Based Synthetic Aperture Radar)

佐藤源之教授が2020年度電子情報通信学会論文賞を受賞

弊社CTOの東北大佐藤源之教授が2020年度電子情報通信学会論文賞を受賞しました。
内容は、当社でも開発している地滑りや社会インフラのモニタリングに使われているGB-SARの最先端研究をまとめたものです。
以下東北大のプレスをご参照ください。http://www2.cneas.tohoku.ac.jp/news/news210605.html
今後当社でもGB-SARの社会普及を一層推進していきます。